民主党の支持率

民主党のツートップが辞任し、小沢外しが功を奏したのか後任の菅内閣（正式にはまだだが・・・）の支持率が４８％を超えたとか。非自民の私とすれば今回の交代劇は素直にうれしい出来事だ。しかし今回の出来事がシナリオ通りだとしたらどうだろうか。

鳩山首相が普天間と政治と金の責任を取って小沢氏を道連れに辞任する→菅総理が誕生する→党内人事や組閣で小沢外しの人事を決行する→マスコミは菅政権が小沢氏と決別したと報道する→菅首相は鳩山首相のようなバカなミスをしない→民主党の支持率がさらに上昇し参議員選挙である程度の勝利をおさめる→参議院選挙のレールを敷き、陰で選対を組んだのは小沢氏である→９月の人事で選挙の功労者である小沢氏を冷遇するわけにはいかない→小沢氏の復権に繋がる人事をせざる得ない。・・・などとならないように祈るばかりである。

新高速料金は本当に割高か？

民主党が新高速料金として一部を除き普通車の上限2,000円を打ち出した。いろいろと党と政府で揉めているようだが、結局、この案で落ち着いたようだ。マスコミは決まったように「近距離は実質的値上げ」「公約違反」などの声を連日報道している。

しかし、休日限定でETC搭載車のみ1.000円よりもETC搭載も関係なく平日も上限2.000円の方が私には割安に思える。何を持って割高なのかの基準がハッキリしていない。国民の休みは土日祝祭日ばかりではないのだ。サービス業に従事している人間は土日祝祭日は関係がなく、平日休みが多い。それよりも単純な考えとしてETC不要、ETC法人関係団体によるピンハネがなくなることは良いことではないか？と思うのだ。

私の場合、仙台までの高速料金は5.550円だが、休日は1.000円で安い。しかし、ETCを搭載していないのでその恩恵にはあずかれない。しかし、新料金では休日に限らずいつでも上限が2.000円になるので利用すれば割安になるのだ。

個人的に民主党支持ではないが、マスコミは支持率が下がると何をやっても叩きのめす傾向にある。支持率に関係なく多方面から公平な目線で報道してほしいものだ。

総理も大変だ・・・

確かに本人にもかなり問題はあるが、ワシントンポストや今日の党首討論でも今までにない程叩かれている総理も気の毒だ。また、米軍基地移設問題や何やらで国がせっぱ詰まっている時にバッジを付けた爺達が新党だ何だと身の保身に走っている事自体も問題だ。国会議員はこのエネルギーを超党派で国のために注げよ・・・と言いたい。普天間滑走路移設は民意でもあるし、それを背負い込んだ民主党は大変だろう。まあ、マニフェストや総理の言葉が軽かったせいもあるが、選挙で政権が変わってしまったので今更しょうがないことだ。

沖縄は基地問題でこれ以上犠牲を払いたくないと思うのは当然だ。しかし、徳之島で大騒ぎになっているように基地を受け入れる市町村はないだろう。他に基地が行くのは構わないが、自分の市町村には絶対に来て欲しくないのが本音。こうなれば痛みと責任を全国民で分かち合うために、関係国会議員だけではなく、全国の知事達も一同に招集し打開策を真剣に協議したらどうだろう。どうせどこの都道府県も移設に名乗りを上げるはずもなく議論にならないだろう。知事達は政府を非難ばかりしてないで、この議論の結果を日本国民の総意だとして、「日本に基地を移設できる場所はない、日本国は我々で守る！！」くらいの覚悟でアメリカに訴えればよい。

そう言えば、以前に橋元知事は関空に基地を移設してはどうかなんて言っていたような・・・。そうならそうで、条件に合わないがここにしか移転出来ないと関係国会議員・全知事・官僚ががん首を揃えてアメリカへ直訴する。なんて事は出来るわけがないか・・・。幼稚な考えでしたm(_ _)m

結局は現行案で落ち着くのかな・・・。

ちょっと不思議な政党

最近、民主党に急接近している政党がある。

子供手当・高校無償化法案に反対していた某政党が法案の微修正で賛成にまわると言う。反対の理由は財源の問題だったはずだが、この財源の問題には触れずに、某政党が主張していた児童手当の拡充と子供手当は根本が同じだからというのが理由だ。選挙では自民と組んで、政策は民主にすり寄る八方美人作戦か・・・・？

何と節操のない政党だろうか。自民は某政党と組んだおかげで独自性が無くなり、とうとう下野してしまった。民主も同じ過ちをたどる事は無いと思うが、その誘いにすぐに乗るポッポも節操がない。政権の味を知ってしまった某政党のなりふり構わない手法は危険だと感じる人は多いのではないだろうか？

以前、何かの選挙で自民候補の演説会に参加したが某宗教団体の動員が多く、以前のような自民単独の活気ある演説会とはまるで違い、異様な雰囲気だったのを覚えている。

宗教が悪いとは言わないし、知り合いにも宗教団体に属している人もいる。しかし、宗教団体が政治（国）を左右するほどの影響力を持つのは大変危険であると思う。というか、日本は政教分離が原則だ。しかし、日本はソープランドが売春行為を行ってるのを黙認し、パチンコなどの博打も巧妙に合法化している国なので、宗教団体が丸抱えしている政党が政権を担っていたとしても何ら不思議ではないのだろうか？どこで間違ったのか変な国になったものだ・・・。

せっかく政権を奪取した民主党にはもう少し節操ある現実的な政治をしてもらいたい。でも、現実不可能かもしれないが、政権を取ってほしい政党は公務員制度改革を真摯に訴えるみんなの党なんだけど・・・・。

高速道路無料化路線

高速道路無料化路線が今日発表された。素直に嬉しい。秋田の路線は秋田道（八竜―秋田中央）・日本海東北道（河辺ＪＣＴ―岩城）に決定された。正式にはこの路線は高速道路ではなく、自動車専用道路なのだが、それはどうでもよい。

何よりも、秋田中央ICと河辺ＪＣＴは自宅から比較的に近く、男鹿方面と由利本荘方面へ釣りに行く際は非常に便利だ。特に夜釣りをして疲れている帰りは助かると思う。本当にラッキーかも。

しかし、車を運転しない人にとっては、なぜ本来なら車を運転する人が払うべき料金を税金で負担しなければならないのか？と怒っている人もいることだろう。さきほどのニュースでもキャスターが高速道路を新幹線に例えて、特急になるのだから余分にお金を払うのは当然と息巻いていたが、自動車と電車を同列に論じること自体が間違いであると思う。

自動車を保有していると、あらゆる道路維持のために自動車税が課税され、さらに燃料のガソリンにも路整備財源のためと称し、ガソリン税が何十年にわたって課税されている。

また、今回の無料化路線は自動車専用道であるために、ゴーストップもなく燃費の向上も期待でき、環境にも良い。一部無料化になると言っても元々は交通量の少ない専用道路が対象。そのために車の保有台数自体が急激に増えるわけでもないだろう・・・などと私は都合良く考えている。