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山下達郎のミューズ [音楽]

好きなミュージシャンの楽曲はよく聴くが、どちらかというとあまり感情移入する方ではない。詩はもちろんだが、特にメロディが好きで聴いていた方が多いと思う。

しかし、2桁の年数を聴いている山下達郎の「ミューズ」の詩は格別だ。

家族、友人、嫌いな人・好きな人、縁のあった国会議員、移り変わった仕事、職場の人間関係、子供の養育を放棄して目先の女に走って裁判沙汰になってる人、念願の自立が間もなく叶う人、突然いなくなった人・・等々、自分にとってはいろんな人との関わりや人生を考えてしまう楽曲だ。

山下達郎 ミューズ 

冷たい雨が降る
瞳が濡れるほど
くすんだ夜の闇
押し寄せる

時代は流れ行く
激しい川となり
だけどもう後ろは
振り向かない
まだ終わりじゃない

僕の心の
小さなミューズよ
歌っておくれよ
静かな叫びを

この世にあまねく
名もない祈りを
物言わぬ声を
聞かせておくれよ

幼い命ひとつ
守ることも出来ず
世界のどこに
何を築ける

信じる神のための
争いは止まない
どうして君とは
友達にさえなれないの

希望や誇りや
自由や勇気を
それでも僕らは
夢見る何度でも

生まれて育った
この街の空に
いつか見た光が
戻れるその日まで

僕らの未来は
僕らが決めるよ
知らない誰かの
手のひらの上じゃなく

生命の行方は
誰もわからない
だから生きて行く
まだ終わりじゃない

僕の心の
小さなミューズよ
歌っておくれよ
静かな叫びを

喜び 悲しみ
優しさ 寂しさ
愛しさ 儚さ
全てを包んで


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